HOME>作庭風景
作庭風景
千葉市花見川区 村田様邸の庭造り風景
千葉県千葉市花見川区ののどかな郊外にたたずむMさんのお宅は、目の前に調整池を整備した大きなビオトープの公園があり、春は桜が満開です。
ちょうど作庭中に桜が咲いてお昼はいつもお花見気分でした。
これからこの、更地に庭という模様を描いていきます。
まずは主木となるクロマツを庭になじませる為に、向きを変えます。お施主様の思いのこもったマツなので大切に使います。
大谷石の古材を今回は雰囲気作りに使いました。
田舎の風情を切り取ったような、流れにしたかったのでかっこよく積むのではなく、素朴に積みました。
園路には御影の平板を埋め込み、歩きやすさとリズム感を出します
園路の仕上げの工程です。植木屋さんは、植木はもちろん、水道工事、左官工事、石工事、等々色々やります。
左官仕事も技術では本職さんにはかないませんが、植木屋さんでしか出せない味がこれまたたいせつなのです。
構造物が仕上がると次は、いよいよ植栽です。
庭の景色ががらりと一変する瞬間です。
最後にお庭のお化粧ともいえる、小さな植物(グランドカバー類)を植えて仕上げとなります。
小さいからといって気を抜けません。最後まで庭のバランスを考え、こつこつと地道な作業が続きます。
工事完了
庭に緑があふれ、潤いのある庭ができました。水の流れ、園路の流れを植栽でリズミカルに演出し、四季を彩る雑木の庭が日々お忙しいお施主様の疲れを癒してくれます。